離婚問題相談ガイド@名古屋HOME > 熟年離婚・国際離婚

熟年離婚・国際離婚

熟年離婚

熟年離婚のイメージ

マスコミを賑わせている熟年離婚ですが、離婚そのものは協議の段階で成立し、調停まで進むことは少ないと感じられます。
「長年連れ添った者同士が、調停や裁判で争いたくない」という心理が働いているのでしょうか。
であるからこそ、婚姻年数の長い夫婦が離婚するというのは、よほど溜まりに溜まったものがあるのだと推察されます。

しかし、老後の生活を考えると、熟年離婚には綿密なシミュレーションが不可欠です。
特に女性側は、経済的に厳しい状況に陥るおそれがあります。
財産分与も一時的なものですし、夫の相続財産は分与できないことも注意が必要です。なお、熟年離婚は家のローンを完済しており、家と土地そのものが分与対象になります。しかし、築後何十年たった家にどれだけの資産価値があるかは未知数です。

国際離婚

国際離婚のイメージ

日本社会の国際化に伴い、国際離婚の相談も増えています。
日本人と外国人の夫婦が離婚する場合はもちろん、外国人同士の夫婦が日本で離婚するという場合もあります。

離婚に関する法律は、国ごとに異なっています。
たとえばフィリピンの法律では、調停による離婚が認められておらず、すべて裁判離婚になります。
裁判所が離婚をスムーズに進めるために、日本の法律を適用するか、外国の法律を適用するか決定します。なお、その国の法律が未整備などの問題で適用できない場合は、日本の法律が適用されます。